【住宅ローンの借り換え】蓄電池を実質負担ゼロで導入できる?

LINE@

menu

蓄電池お役立ちコラム

  1. TOP
  2. 蓄電池お役立ちコラム
  3. 価格・補助金
  4. 【住宅ローンの借り換え】蓄電池を実質負担ゼロで導入できる?

【住宅ローンの借り換え】蓄電池を実質負担ゼロで導入できる?

2020.02.08価格・補助金

蓄電池が無くて困った

この前の地震でうちが3日間も停電しちゃって、電気はもちろんシャワーもエアコンも使えないから、夜は子ども達も辛そうで大変でした。

蓄電池は災害対策

最近災害が増えているから家族がいると不安よね。
蓄電池があれば停電対策には最適よ!
ただ安い物じゃないからローンを使って購入する人が多いわね。

住宅ローンも残っているし

ローンですかぁ。でも住宅ローンも残ってるし、負債を増やすのは勇気がいりますね。

住宅ローンの借り換えを勧める

それなら、住宅ローンの借り換えをしてみたらどう?

住宅ローンの借り換えとは?

住宅ローンの借り換え? なんですかそれ?

蓄電池を負担なく購入

今返済中の住宅ローンよりお得な住宅ローンに組み換えて、その差益で蓄電池を購入する方法よ!
ケースにもよるけど200万円以上の差益になる場合もあるの。

蓄電池を設置できる

200万円も!?
それだけあれば十分、蓄電池を設置できそうですね!

ローンについて解説します

じゃあ今回は、住宅ローンの借り換えと、蓄電池をお得に購入できるリフォーム一体型ローン・ソーラーローンの活用方法についても詳しく解説していくわよ!

近年、災害による停電や太陽光発電の卒FIT(売電期間満了)によって、蓄電池の需要や注目が高まってきています。

しかし、「蓄電池を導入したいけど、資金がない……」

こんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか?

実は、蓄電池を現金で買う方は少なく、ローンを活用される方が大半です。

蓄電池に使えるローンの種類

ここでは、蓄電池に使える主なローンについて、どんな種類があるかをご紹介していきます。

  1. 住宅ローンの「借り換え」で導入する方法
  2. ソーラーローンで導入する方法
  3. リフォーム一体型の住宅ローン」で導入する方法

1.住宅ローンの借り換え(浮いた資金で蓄電池を購入)

より金利が安い住宅ローンに借り換え(乗り換え)を行って、総支払額を安くし、差額分の資金で蓄電池を導入する方法です。

住宅ローンを支払い中の方にオススメです。

2.ソーラーローン

太陽光発電の購入用ローンである「ソーラーローン」を利用して、蓄電池を導入する方法です。

ソーラーローンは太陽光発電と蓄電池をセットで導入したり、設置済みの太陽光発電に追加(増設)したりするかたちで蓄電池を導入する場合でも利用できます。

3.リフォーム一体型の住宅ローン

リフォーム一体型の住宅ローンとは、中古住宅を購入するときに、住宅ローンとリフォーム用ローンを一括で借り入れる方法です。

中古住宅を購入するときに、蓄電池も一緒に導入したい方にオススメです。

住宅ローンの「借り換え」で蓄電池を導入する

ここからは、住宅ローンの「借り換え」で蓄電池を導入する方法について、詳しく解説していきます。

住宅ローンの「借り換え」とは、返済中の住宅ローンよりも金利が安い新たな住宅ローンを組んで、現在の住宅ローンの返済は済ませてしまうことを言います。

住宅ローンの「借り換え」を行うことによって、元金にかかってくる金利差の分、支払う総額を減らすことができます。

住宅ローンの「借り換え」がオススメな方

住宅ローンの「借り換え」は、だれにでも有効というわけではありません。

以下のいずれかの条件を満たせる場合は、住宅ローンの「借り換え」を行うメリットが十分期待できるでしょう。

  • 住宅ローンの残高が「1,000万円以上」ある場合
  • 住宅ローンの返済期間の残りが「10年以上」ある場合
  • 借り換えによる金利差が「0.5~1%以上」ある場合

ただし、上記は必須条件ではありませんので、あくまでも目安として認識しておいてください

住宅ローンの「借り換え」で蓄電池を導入するメリット

ここでは、住宅ローンの「借り換え」で蓄電池を導入するメリットについてご紹介していきます。

住宅ローンの総返済額を減らせる

まず先程も解説した通り、今よりも金利が低い住宅ローンへ「借り換え」を行うことで、住宅ローンの総返済額をへらすことができます。

さらに、住宅ローンの残高が高額であったり、金利差が大きかったりするほど、「借り換え」による差益も大きくなります。

なお、実際に「借り換え」を行った際、どのくらいの差益が生まれるかについては、後のシミュレーションの項目で詳しく解説していきます。

減った分の返済額で蓄電池を導入することができる

住宅ローンの「借り換え」で減った総返済額の差益を、蓄電池を導入するための資金に充てることが可能になります。

具体的に発生する差益については後で詳しくご紹介しますが、住宅ローン残高や返済期間など状況によって、200万円以上の差額が発生する場合もあります。

変動金利から長期固定金利への変更を行える

現在の住宅ローンを変動金利で借りている場合、10年間または20年間といった長期固定金利で住宅ローンを借り換えることも可能です。

変動金利は金利上昇のリスクがありますが、固定金利であれば金利はずっと変わりません。また、過去に例がないのほどの低金利の今だからこそ、1%台の長期固定金利でローンを組むチャンスでもあります。

住宅ローンの「借り換え」で蓄電池を導入するデメリット

続いて、住宅ローンの「借り換え」で蓄電池を導入するデメリットも解説します。

借り換えの際に手数料などが必要

借り換えの際、以下で挙げる手数料が発生する場合があります。

  • 全額繰上返済手数料:~3万円程度
  • 抵当権抹消費用:2万円程度
  • 保証会社の保証料:数十万円
  • 保証会社の事務手数料:数万円
  • ローン契約書などの印紙税:数万円
  • 抵当権設定費用:数万円
  • 司法書士報酬:数万円

※上記の金額はあくまでも目安です。

蓄電池を購入する際、借り換えを行う金融機関にもよりますが、住宅ローンの借り換えによって「約20~50万円」の諸経費が発生することになります。

なお、最も費用がかかるのが「保証会社の保証料」ですが、これは借り換えを行う銀行・金融機関によっては無料の場合もあります。

審査書類の準備など手間がかかる

住宅ローンの借り換えを行うには、以下に挙げるように様々な手続きが発生します。

  • 審査書類の準備(住民票や所得証明書の取得)
  • 契約手続き
  • 給与振込口座の変更
  • 公共料金やクレジットカード引落し口座の変更

住宅ローンの「借り換え」シミュレーション

ここでは、実際に蓄電池を購入する際に、住宅ローンの「借り換え」を行った場合、いくらお金が浮くのかシミュレーションします。

家庭用蓄電池導入の際の住宅ローン借り換えシミュレーション

上記の条件の場合、20年間トータルで「2,207,520円」がお得になることがわかりました。

ここから「約20~50万円」かかる借り換えの諸経費を引くと、住宅ローンの差し替えによる最終的な差益は「約170~200万円」となります。

住宅ローンの「借り換え」で浮いたお金で蓄電池を導入しよう!

上記の「借り換え」シミュレーションはあくまでも例ですが、似たような条件であれば「約170~200万円」の資金を、借り換えを行うだけで得ることができます。

住宅ローンの借り換えによって生まれた資金を使うことで、家庭用蓄電池をお得に導入することが可能です。

「ソーラーローン」で蓄電池を導入する

ここからは、「ソーラーローン」を組んで蓄電池を導入する方法について、詳しく解説していきます。

「ソーラーローン」とは?

「ソーラーローン」は、太陽光発電システムを導入する人に向けて、銀行や信用金庫が提供している低金利のローンのことを指します。

また、「ソーラーローン」は太陽光発電だけでなく、家庭用蓄電池を購入する際にも利用することができます。

蓄電池にソーラーローンを利用できるパターンとしては、

  1. 太陽光発電と蓄電池を同時に導入
  2. 太陽光発電は設置済みで蓄電池を追加で導入

の2つがあります。

「ソーラーローン」の金利

ソーラーローンの金利は、融資を受ける金融機関によって異なります。

金融機関 金利 金利タイプ
信販会社 2.450% 金利タイプ「固定」
大手銀行 1.990~4.975% 金利タイプ「主に変動」
地方銀行 1.925~2.5% 金利タイプ「主に変動」
信用金庫 1.700~1.975% 金利タイプ「主に変動」
JAバンク 1.150~2.220%」 金利タイプ「固定・変動が約半々」

※固定金利……返済期間中に金利が変わらないタイプ。
※変動金利……返済期間中に経済情勢によって金利が変動するタイプ。

返済期間は「~15年」が主流

「ソーラーローン」の返済期間は、どの金融機関でも大体「~15年」が主流となっています。

ただし、一部の地方銀行や信用金庫などで、金利が安いかわりに返済期間が7,8年に設定されているタイプや、イオン銀行のように最大40年(65歳で全額返済)という長めに設定されているタイプもあります。

借入金額上限は500~1,000万円

「ソーラーローン」では、ほとんどの借入金額上限が「500~1,000万円」と設定されています。太陽光発電+蓄電池を導入したとしても十分な金額と言えます。

「ソーラーローン」で蓄電池を導入するメリット

「ソーラーローン」で蓄電池を導入するメリットには、以下が挙げられます。

  1. 頭金ゼロ円、担保・保証人不要でローンを組めるので、個人でも審査に通りやすい。(資金がすぐ手に入る)
  2. ソーラーローンを取り扱う金融機関が多いので選択肢も広がる。
  3. リフォームローン(平均4%程度)に比べて金利が低い。(ソーラーローンは平均2%程度)
  4. 返済期間が「最長15年」が多いので月々の返済額を抑えられる。
  5. インターネット上のみで手続き可能な場合もある。
  6. 一部繰上返済や全額繰上返済が可能な金融機関もある。

「ソーラーローン」で蓄電池を導入するデメリット

「ソーラーローン」で蓄電池を導入するデメリットとしては、以下が考えられます。

  1. 金融機関によってソーラーローンの借り入れ条件や金利が異なる。
  2. 大手銀行、地方銀行、信用金庫のソーラー論は「変動金利」が多いので、返済期間中に金利が上がる可能性がある。
  3. 一部の大手銀行はリフォームローン並に金利が高い。

「ソーラーローン」の借り入れ条件

ここでは、「ソーラーローン」の借り入れ条件として、参考にイオン銀行の「ソーラーローン」の借り入れ条件を見ていきます。

  1. 日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方
  2. ご契約時の年齢が満20歳以上、満69歳未満で、最終ご返済年齢が満75歳未満の方
  3. 当行に普通預金口座をお持ちの方
  4. 前年度税込年収が200万円以上で安定かつ継続した収入の見込める方
  5. 原則、当行所定の団体信用生命保険に加入できる方
  6. 保証会社であるイオンクレジットサービス(株)の保証を受けられる方

上記は必須条件ではありませんので、あくまでも目安として認識しておいてください

最後のイオンクレジットサービスはイオン銀行独自の条件となりますが、その他の条件はどの金融機関でも概ね同じです。

「リフォーム一体型の住宅ローン」で蓄電池を導入する

ここからは、「リフォーム一体型の住宅ローン」で蓄電池を導入する方法やメリットについて解説していきます。

「リフォーム一体型の住宅ローン」とは?

「リフォーム一体型の住宅ローン」とは、中古住宅の購入と同時に行うリフォーム工事にかかる費用を、住宅ローンと一緒に借り入れることができるローンです。代表的な「リフォーム一体型の住宅ローン」に「フラット35」などがあります。

「リフォーム一体型の住宅ローン」の金利

フラット35でリフォーム一体型ローンを組む場合の金利ですが、

返済期間 金利(年間)
15~20年 1.230%~1.890%
21~35年 1.280%~1.940%

となっています。(2020年2月現在)

「リフォーム一体型の住宅ローン」のメリット

「リフォーム一体型の住宅ローン」で導入するメリットとしては、金利の低い住宅ローンで資金も借り入れることができるので、導入のためにリフォームローンなどを組んだ場合より金利分お得であることが挙げられます。

「リフォーム一体型の住宅ローン」のデメリット

「リフォーム一体型の住宅ローン」はあくまでも中古住宅を購入する方むけのローンになりますので、対象者が限られるのがデメリットと言えます。逆を言えば、これから中古住宅と蓄電池を同時に購入する予定のある人には、最適の選択肢と言えるかもしれません。

融資の種類はいろいろ

いろんな融資を利用できるんですね!

ソーラーローンもお得

住宅ローンの借り換えを使えなくても蓄電池の場合、金利の低いソーラーローンも用意されているからそっちを利用する人も多いわね!

停電は不安

住宅ローンの状況も早速調べてみます!
また停電が起きて家族が不安にさせたくないので!

詳しい業者に相談

良い心がけ!応援してるわ!
住宅ローンの状況や手続きなんか分からないことは、詳しい業者に相談すると手取り早いわね。

蓄電池の導入でのローンご検討もまとめてご相談ください。

この記事でご紹介したとおり、住宅ローンの「借り換え」を行えば、資金を捻出することができます。また、面倒な手続きが苦手な方は、頭金や保証人が不要のソーラーローンを組むことでも、手軽に素早くの資金を得ることができます。

お任せ隊が導入をサポートします!

中古住宅の購入にあわせて蓄電池の導入を検討されている方には、「リフォーム一体型の住宅ローン」がオススメです。この記事でご紹介したローンを活用して、賢くお得に蓄電池を導入しましょう。

お任せ隊では、太陽光発電・住宅工事のスペシャリストとて、蓄電池のメリットを最大限活用できますよう、暮らしに合わせた選びから設置、メンテナンスまでトータルサポートさせて頂きます。

ローンの活用に関しましてもお客様にとって最適なキャッシュフローでご提案させて頂けます。お気軽にお問い合わせください。

関連記事

蓄電池のご相談やご質問
総合お問い合わせまでご連絡ください。

0120-75-11260120-75-1126

24時間365日受け付けておりますが、ご回答は翌営業日以降になります。
蓄電池のご相談やご質問はお気軽にお問い合わせまでご連絡ください。

お問い合わせ

TOP