SIIの補助金で家庭用蓄電池をお得に導入のチャンス!

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SIIの補助金で家庭用蓄電池をお得に導入のチャンス!

2020.04.30価格・補助金

家庭用蓄電池は、太陽光発電の卒FITや災害対策として、ここ数年で一気に市場が活発になりました。

しかし、決して安い買い物ではないので、なかなか手が出ないという方もおられます。そんな中、SII(環境共創イニシアチブ)という組織から2020年度の家庭用蓄電池補助金が出る事が決定しました。

今回はSIIの補助金の内容や、大体いくら貰えるのかを解説します。家庭用蓄電池の購入を検討する方はぜひ参考にしてください。

2020年度も家庭用蓄電池の補助金が出ます!

2020年4月8日、SII(環境共創イニシアチブ)が「2020年度の家庭用蓄電池導入に対する補助金を出す」と公表しました。

この補助金制度は2019年度(平成31年度)に行われていたのですが、補助金用の予算が50%弱残った事から、2020年度(令和2年度)も追加で募集する事が決まりました。

追加募集は、予算が上限に達した時点で終了する可能性が高いので、早いもの勝ちになります。蓄電池導入を検討している方は、早めに業者と相談して申請をしましょう。

SII補助金の概要

補助金の金額面の条件は以下の通りです。

●家庭用蓄電池本体への補助金
初期実行容量1kWhあたり2万円。
※蓄電池の定格容量ではなく、初期実行容量が対象である点に注意です。

●HEMS(ヘムス)への補助金
システム費用の二分の一。上限は5万円。
※「HEMS(ヘムス)」とは、家電や電化製品と接続し、電気やガスの使用状況をモニターで確認したり、制御したりするシステムです。

●工事費への補助金
工事費用の二分の一。上限は5万円。

期間や予算は以下の通りです。

●追加募集期間
2020年4月7日~2020年6月30日
※コロナウイルスによる情勢を踏まえ期限延長の可能性あり

●完了期限
2020年9月30日まで

●予算
38.5億円
※2019年度に約50%消化済

SII補助金対象メーカー

2020年4月時点での、SIIによる家庭用蓄電池補助金の対象メーカーは以下の通りです。

  • アンフィニ株式会社
  • 株式会社エヌエフ回路設計ブロック
  • エリーパワー株式会社
  • オムロン株式会社
  • 京セラ株式会社
  • シャープ株式会社
  • 住友電気工業株式会社
  • 田淵電機株式会社
  • 長州産業株式会社
  • デルタ電子株式会社
  • ニチコン株式会社
  • パナソニック株式会社
  • ハンファQセルズジャパン株式会社
  • 株式会社Looop

上記メーカーの製品の中にも、補助金の対象になる蓄電池とそうでないものがありますので、業者やメーカーと確認しながら選びましょう。

SII補助金対象の蓄電池はこちらのページを参照ください。

SII補助金の支給額

SIIの補助金に対する要件を確認した所で、実際に補助額がいくらになるのか、大まかに蓄電容量ごとの事例を用いてご紹介します。 工事費は蓄電池の種類や依頼する業者によって変動しますが、ここでは25万円と仮定します。

【ニチコン:ESS-H1シリーズ】の場合
・容量12.0kWh
・初期実行容量10.2kWh
・工事費25万円

●補助金額
10.2kwh×2万円=20.4万円
工事費補助5万円
20.4+5=25万4千円

【伊藤忠商事:スマートスターL】の場合
※製造元が株式会社エヌエフ回路設計ブロック
・容量9.8kWh
・初期実行容量7.5kWh
・工事費25万円

●補助金額
7.5kwh×2万円=15万円
工事費補助5万円
15+5=20万円

【オムロン:KP-BU65-A】の場合
・容量6.5kWh
・初期実行容量5.4kWh
・工事費25万円

●補助金額
5.4kwh×2万円=10.8万円
工事費補助5万円
10.8+5=15万8千円

【シャープ:クラウド蓄電池システムJHーWBP22M】の場合
・容量4.6kWh
・初期実行容量3.7kWh
・HEMS対応商品
・工事費25万円

●補助金額
3.7kwh×2万円=7.4万円
HEMS補助5万円
工事費補助5万円
7.4+5+5=17万4千円

上記は一例ですが、SIIの補助金では容量毎にいくらぐらい貰えるのかの目安として参考にしてみてください。

SII補助金の手続きについて

SII補助金の手続きの流れは以下の通りです。

①商品選定・見積もり・代行申請依頼

②審査・結果の通知

③補助金交付の決定

④契約・工事・支払い(※支払いは必ず金融期間経由)

⑤業者がSIIに実績報告する

⑥補助金受け取り

⑤の実績報告は、工事と支払いが終わってから30日以内に行う必要があります。(工事と支払いが9月1日以降に完了した場合は9月30日まで)

SII補助金の申請に応募に必要な書類って?

SIIの資料によると、補助金の申請には以下の書類が必要です。

・申請書(様式1)
・提案書(様式2)
・団体概要、直近の決算報告書等(経営基盤が判断できるもの)
・実施体制及び事業・技術に関する事業部等の組織に関する説明書
・当該事業に関連した実績に関する説明書
・補助事業の要件(補助対象設備、補助対象経費等)及びその審査に関する説明書
・間接補助事業者の募集方法、申請方法及び採択方法に関する説明書
・事業の効果の把握及び評価に関する説明書
・本事業を実施するに当たっての計画書及び財政計画書

経済産業省の資料より

難しそうな名前の書類が多数必要になりますが、これらの書類は蓄電池の購入をした業者が代行で依頼しますので、ご安心ください。

蓄電池設置お任せ隊でご相談・ご購入いただいた案件は、書類に関してもしっかりサポートさせていただきます。書類作成に関する費用は無料でサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

締め切りを過ぎると受け付けてもらえないので、業者と相談しながら手続きを進めていきましょう。申請に関する書類の様式は、経済産業省のこちらのページから参照できます。

蓄電池の購入は、補助金の申請が済んでから

SII補助金の注意点は、「補助金交付の決定がおりるまで蓄電池購入の契約をしない」事です。

経済産業省の資料の中に「補助金の交付の通知を受ける前に発注等が済んだ費用は補助金の対象にならない」という旨の記述があるためです。補助金交付決定前に契約・支払いをすると、補助金が無くても余裕を持って購入できる事業者とみなされ、補助金交付の対象ではなくなります。

SII補助金の目的

SII補助金が多額の予算を投じて行われるのは、国としても家庭用蓄電池の導入を促進していきたいからです。

家庭用蓄電池が普及する事で、「太陽光発電との併設によるクリーンエネルギー活用の促進」や「災害時に各家庭に電気を供給しやすい状況作り」に繋がります。 そのため、SII補助金交付には下記の要件を満たす必要があります。

・太陽光パネルが既に設置されている。または蓄電池と一緒に新設する
・災害時の節電要請に従う
・蓄電池がグリーンモードに対応している

グリーンモードとは、太陽光パネルから発電した電気を蓄電池に溜め、自家消費する事を優先する運転モードです。

SII補助金を申請できる今が蓄電池の買い時

家庭用蓄電池の購入を検討している方は、このSII補助金が使える内に購入する事をおすすめします。補助金の交付期間が終了しても、その分本体の価格が値下げされる訳ではないからです。

家庭用蓄電池を導入すれば電気代の削減効果もありますが、それで本体価格の元を取る事は難しいです。しかし、補助金を利用して購入すれば、一日あたりの実質費用を数十円程度まで抑えながら「クリーンエネルギーの活用」と「停電対策」を行う事が可能になります。

まとめ

今回はSII(環境共創イニシアチブ)による家庭用蓄電池の補助金についてご紹介しました。

申請期限は2020年6月30日までとなっていますのが、予算に達した所で募集を締め切る可能性がありますので、家庭用蓄電池の購入を検討している方は早めに申請しましょう。申請は個人ではなく、業者に代行申請してもらう必要があります。つまり、補助金申請は代行業者選びから始まります。

蓄電池設置お任せ隊で商品をご購入いただくお客様には、SIIの補助金申請に必要な手続きを無料でサポートいたします。

さらに、各ご家庭の電気代・太陽光発電設備の状態などをヒアリングした上で、最適な家庭用蓄電池を適切な価格でご提案をさせていただきますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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